アンダーの釣り・・・

大放流を行なっている堰の下、

トップでは簡単に流される状況の中、

久し振りにアンダーの釣りをした。



滝の様な流れの僅かな隙間で、

魅力的な鯰の影が眼に入る。


トップを投げ入れても、

瞬く間に流され、

勝負を掛ける暇もない。

同行者に、

シンキングミノーを借りて、

送り込む様に投げ入れた。

1投目、

2投目、

何投目だったか、

竿先にアタリが走った。


合わせを入れれば、

ファイトが始まった、


久し振りの本気のファイト、

流心に入る鯰、

急流の中で、

自由の泳いでるだけあって、

私の腕で支えるのがやっとだ。


筋肉質な抵抗と言えばいいのか、

私の余裕なんて一切ない、

ワールドモンスターのバットは負けてない、

問題は私の体力と技術だけだ。


ジワジワとランディングスポットへ導き、

数回の流心への突っ込み、

数回のランディングミスを冒しながら、

立派な鯰をネットに収める事が出来た。

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太く美しい鯰、

大きな扇状の頭が強さを物語る、

ずっと見ていたかった、

艶のある肌、

美しい模様。

愛らしい瞳。

抱き締めたいとも思った。



脳裏に焼き付いた、

真剣なファイト、

美しい強い鯰、

ありがとうと声を掛け、

ゆっくりネットの中から泳ぎ出す背中を見送った。


リリースのすぐ後、

同じ様なキャストで投げ入れると、

間髪入れず、

もう一匹が掛かった。

写真は無いけれど、

それもまた、

美しく、

強い鯰だった。



空が白み始めた頃、

ポイントを変え、

やっぱりトップでも釣りたいと、

水量の減った堰の下、

タイトにルアーを躍らせれば、

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明るくなった水面を割り、

先の二匹と謙遜ない強さの、

美しい良いサイズの鯰が釣れた。



トップの釣り、

アンダーの釣り、

それぞれの楽しさを知れた1日だった。








あるSNSで、

鯰の釣果写真が上がった、

鯰の口にはスプーン、

釣り人のコメントには、

「邪道な釣り方で申し訳ない」

違和感を覚えた。


確かに鯰はトップで釣る、

と言うのが前提みたいになっているけれど、

結局は趣味の事、

他人に迷惑さえかけなければ、

どんな楽しみ方だって構わない、

自分の信念に異を唱える者に、

脊髄反射で攻撃をする方がいますが、

制限される言われもない。


趣味の事だから、

上手くなくたって良いし、

非効率な縛りを持っても良いし

そこに釣れる要素があるなら、

アンダーの釣りだって悪くない。


何より

一番の邪道は、

楽しまない事なのですよ。


だから、

あなたの楽しみを、

勧めてくれるのは構わないけれど、

押し付けるのは、

筋違いなの。


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# by benisuiren | 2017-05-25 02:33 | 釣り | Comments(0)