前回の投稿から、 ほぼ9割程度、 この竿を使用している、 感じた事が本当かどうか、 まず疑うべきは自身の“腕”ではないのか?と。 アタリが判り難いのは、 ちゃんとPEラインを張ってやる事、 ティップが柔らかくて、 何かに引っ掛かったら持っていかれるが、 そこは冷静に、 聞き合わせや、違和感を感じたら止めてみる、 魚の存在を感じたら、 丁寧に合わせてやる、 もし魚信が出て、 乗らなくても、 その場でシェイクなどすれば、 まだ機会もある、 ファイトの際の追従性はどうか? これもまた、竿の特性を理解していない為に、 活かし切れていなかった。 そもそも柔らかく粘る竿である事、 それを判って居なかった、 私がしていたのは、 高弾性の竿の戦い方だった。 掛けた後は、 意図的に曲げてやる、 美しい弧を描くまで曲げてやる、 其処からでも限界点はまだ遠い、 曲げてテンションを掛けつつ、 ドラグ調整や、 急激な魚の走りにでも、 竿自体がダンパーの役目を果たして、 クラッチファイトや、 身体を使っての対応に余裕が出る。 竿全体で荷重を受け止め、 流してくれるのだ。 理解が及べば及ぶ程に、 この竿は癖になる…。 キャストはどうだ? これもそう丁寧に振る事、 竿に聞きながら、 曲がりに相談しながら、 ルアーを投げると、 飛距離は出ないものの、 腕となり指となる気持ち良さがある。 “ChillOut” そんな言葉が似合う竿 今ではそう思っていて、 昨今の竿とは少し違った意味で、 充実した釣行を楽しんで居る。 ある夜に、 馴染みの場所で魚を掛けた時に、 間違いなく大物のチヌだと言える魚が掛かった、 竿は大きく曲がり、 美しい弧を描く、 それを楽しむ余裕があり、 何度も魚の突っ込みをいなし、 水面へと引き摺り出したけれど、 掛かりが悪かったのか、 手応えは無くなった、 ラインに傷はなく、 フックも曲がったり開いたりせず、 ただ外れただけ、 あれだけ突っ込まれても、 ラインシステムやフック自体に損傷はなく、 夢中になれる時間が過ごせた、 それだけで満足な夜だった。 1匹との対話を楽しむ竿 そんな竿なのかも知れないな、と 今は1番のお気に入りになってしまった。 浮気者の私は、 1番の竿が沢山あるのだけどね…? #
by benisuiren
| 2021-04-16 00:23
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自堕落解析
大阪の片田舎在住
釣りと単車と 自転車と・・・etc なんやかんやと 適当に 自堕落に 気紛れに生きる 黒蓮華のブログ 訪れた人はコメントでも・・・ ↓気紛れでぽちっと 非常口 連絡先 sleepingtimeafternoon@gmail.com カテゴリ
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