新しいルアーが出来た。 使いたくて仕方ない私は、 フラフラの身体で飛び出した。 殆ど病気…。 ルアーを販売する訳ではないけれど、 自分の中の理想とする形は有るもので、 作ったモノはすぐに試したい。 リップの角度等微調整を繰り返しながら、 魚の居場所を探してキャスト、 渋い中で何度目かのバイトと、 フックアウトを繰り返しながら、 護岸沿いや、 落ち込みや、 流れ込みを通していく、 何となくルアーのアクションが決まり始めた頃、 護岸沿いのルアーが飲み込まれた、 鯰特有のグリングリンしたファイトが心地良く、 自作ルアーで釣れたから余計に嬉しい。 その後も何度か魚からの反応がある。 場所によっては高活性なのか…な? 今度はルアーを変えて打って行く。 ビッグバド的なルアーだ。 尻のブレードの心地よい音を聞きながら、 キャストを繰り返す。 ポイントを変え、 アプローチを変え、 堰を閉じられ流れの無い川に入った、 駄目元で明暗の奥へ、 答えはすぐ出た。 本当に小さな鯰だ。 欲張りにも程がある、 可愛い抵抗、 可愛い姿、 美しい身体。 この一匹を最後に、 何処を回っても魚は出ず帰途に着く。 そしてルアーの微調整を済ました次の夜。 またもルアーの調整をしながら投げて行く。 昨晩、少し気に入らなかったアクションを正す為、 リップを作り直した、 それでも何となく納得行かない…。 あぁ、そっか…、と現場でリップをぐにゃり。 誘い込みを付けた。 アクションを見て、 少し遠投…、 静かな水面、 いきなりルアーの波紋が、 大きく揺れた、 竿が曲がる、 アワセを入れる、 ビックリする私と、 ビックリさせた魚が居た。 数秒後、 水から出さずに記念撮影。 大きくて堂々として、 尊敬すら覚える魚体、 魚は神なのか…? 暫く眺めて、 気を良くし次のキャスト、 あ、乗った…、 そんな雰囲気だった、 小さな波紋、 小さなバイト、 小さな鯰かな? と、思ったら 奈良の水路では絶滅したと思っていたバスだった。 小さなラージマウスの小さな口で、 私のルアーを頬張っていた。 その後、ビッグバドタイプのルアーに変えて、 投げてはみたけれど、 乗らなかったり、 フックアウトしたりで写真には撮れなかった。 それでも良い夜だった。 ビッグバドタイプを「偽豆腐」 ウォーカーベイトタイプを「酔虫」と呼ぼうかな…。 愛着を込めて感謝を贈ろう。
by benisuiren
| 2015-09-13 12:55
| 釣り
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自堕落解析
大阪の片田舎在住
釣りと単車と 自転車と・・・etc なんやかんやと 適当に 自堕落に 気紛れに生きる 黒蓮華のブログ 訪れた人はコメントでも・・・ ↓気紛れでぽちっと 非常口 連絡先 sleepingtimeafternoon@gmail.com カテゴリ
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