カテゴリ:植物( 4 )

ディッキァ:ゴエリンギー

d0113350_02394287.jpg

出会いはお世話になっているショップだった。

見た事もない、

名前も知らないから、

初めは強いアロエかな?ぐらいだった。



根を出す為に抜き苗にされていた姿を、

事ある度に、

何度も何度も反芻しては、

名前も知らない植物の、

枯れ木の様な荒々しい姿を思い出していた。


何度かショップを訪れる内に、

やはり欲しくなって、

名も知らなかった植物を購入する事に、

店主から、

名前、植え方、育て方を聞き、

育て始めて2年程過ぎたのだろうか、

何となく元気に育っている、

幸い職業柄か手の皮膚は厚く、

今の所、

植え替えなどで

目立った怪我は無いけれど、

よく刺さって痛い、

でも愛故に気にも留めないで、

気が付けばノギ(トゲ)を撫で撫でしている私がいる。


可愛い奴だ。


by benisuiren | 2016-12-30 02:49 | 植物

氷砂糖:ハオルチア・・・

d0113350_02063640.jpg

去年の2月、

どうしても氷砂糖と言うハオルチアが欲しくて、

色んなサイトを巡り捜し求めていた所、

メルカリと言うアプリで運良く発見することが出来た。


何ぶん初めての個人売買で、

それも通販となると相当勇気が必要だった、

恐る恐る連絡を取り、

購入に至った訳ではあるけれど、

取引の最初から、

メルカリの運営ルールにない、

ローカルルールを推してくる変な相手だと言う印象だった。

運営側にルールを聞いてみても私に不備はなかった。

そんな変な思いをしながらも取引をし、

家にいない間に届いたらしく、

不在届を持って郵便局へと訪れた。

いざ受け取りと言う時に、

局員の複雑そうな顔が見えた、

「これですか?」

苦笑いとも取れない顔が印象的だった、

それもそうだろう
d0113350_02062312.jpg
送られて来た容器がこれだったのだもの、

さすがに私も絶句した、

色んな理不尽にあっては来たけれど、

流石に常識という物が崩れた。


勿論、評価は悪い、

届いた氷砂糖も状態が悪く、

容器も前途の物で生臭く、

せめて綺麗にしてから送って欲しかった、

と、オブラートに包みコメントを残すと、

相手は大層ご立腹の様で、

「私たちの間では普通だ」

「中には飲んだ後のジュースの紙パックに入れる人もいる」

「非常識なのはお前だ」

「謝罪しろ、私の経歴に傷がついた」

「まともに届いたら良い評価をしろ」

等の有難い言葉をいただいた。

もちろん運営に問い合わせた所、

私に不備はなかった、

後に、同じメルカリで、

どうしても王妃雷神錦が購入したくて、

勇気を振り絞ったが、

こちらの方はちゃんとした対応をしていただけて、

梱包も植物に対する暖かさに溢れたものだった。

そんなこんなで、

購入後しばらくは生臭い様な気がするし、

状態も悪いし、

欲しかった品種だけに、

がっかりと言うか、落胆が大きく、

暫くは愛せなかった。

しかし、

氷砂糖、彼女に罪はない、

改めて見ると、

新しい葉も増え、

子株も吹き、

斑の入り方も良くなってきた事に気づき、

そろそろ大きめの鉢に植え替えようかと思っている。


個人売買の恐怖を知った、

貴重な体験だったけれど、

常識という観念が崩れるかと思った事件でした。

寿司パックを見る度に思い出す、

笑うに笑えない思い出。



とある中国地方の愛好家の方へ、

あなたの常識を疑った方がいいですよ、

寿司パック(ネギトロ)で、

ギフトは贈れないでしょ?




by benisuiren | 2016-12-28 02:30 | 植物

アグラオネマ:シルバークィーン・・・

d0113350_01272926.jpg
私は、

クィーンだとか王妃という言葉に魅かれる、

理由は分からないけれど、

ディズニーの雪の女王「エルサ」にもえらくハマった。

しかしハートのクィーンはご遠慮願いたい…。



そうシルバークィーン、

よく見かける普及種のアグラオネマ、

しかし、

私は一度溶かしている。

成す術も無く溶けて行った…。



出会いは、寒い冬だった。

某ホームセンターの外売り場、

どうしてもシルバークィーンが欲しかった私は、

目の前の餌に飛び付いた、

喜びは束の間で・・・、

寒い木枯らしが吹く中で放置されていたせいか、

暖かい部屋で溶けて行った。



次の出会いは、

また寒い季節だった。

少し離れた園芸店を訪れた時、

屋内なのに手はかじかみ、

身体は震え、

息が白くなりそうな店内、

その隅にシルバークィーンは居た。

迷う事なく私は手に取った、

とても欲しかった、

悔しさと強欲とが織り混ざっていた、

が、同居人になだめられた、

「こんな寒い場所にあったら、また悲しい思いをする事になる」

確かにな…、

と、静かに鉢を戻し、

店を後にした。



それから幾日が過ぎて、

毎年、殆どの人が忘れている、

私の誕生日だった、

友人も家族も忘れている事に慣れた私は、

何の期待も無く職場から部屋に戻った、

シルバークィーンが居た、

声が出なかった。

サプライズとはこう言う事かっ!?と驚いた。

私の帰りがたまたま遅かったから、

同居人は、

急いで慣れない道をリトルカブで走り、

迷子になりながら、

某東大阪の熱帯魚屋まで行ってくれたらしい。



最初の鉢が溶けた時、

2度目の鉢を見送った時、

熱帯魚屋で何度も見ては、

見送っていた横顔がとても寂しそうだったからと、

プレゼントしてくれた思い出のアグラオネマ。

もし何かあったら、

この子だけは持って走るかもしれない…。



さてこの子も育て始めて2年以上経つ子で、

ウチに来た当初の葉は、

d0113350_01274934.jpg
何となーく緑が多く、

ウチで出た葉は、

d0113350_01280853.jpg
何となーく白が多くなって来た、

シルバークィーンの名に恥じない美しさ。

たまに軽く拭き上げると、

綺麗さに溜め息が出る…。

成長は遅いけれども、

何度か花も咲かせてくれた子で、

思い出も感情も詰まった可愛い奴なのです、

将来的には大株になって欲しいな。

d0113350_01282839.jpg


by benisuiren | 2016-11-08 01:50 | 植物

アグラオネマ・・・

前回の内容でも触れた様に、

釣り以外の趣味として、

軽い園芸も楽しんでいる、

園芸と言っていいのかも怪しいけれど・・・、

始まりはいつだったか、

気が付けば植物に眼を向けていて、

多肉植物を物色している内に、

「アグラオネマ」と言う言葉をよく耳にした、

多肉だけでいいや・・・、なんて思ってみても、

耳には馴染んでいた様で、

同居人が葉物を買った事で、

気持ちが一気に開花した。



アグラオネマと言うと、

ピクタムのトリカラーやバイカラーが人気ではあるけれど、

私には良く分からなかった、

いつかは欲しいな、ぐらいで。

そんな寒い季節の中のある日のホームセンターで見つけた、

d0113350_01301916.jpg

名前も知らないアグラオネマ、

寒さに弱い植物の筈なのに、

暖房の効かない隅の、

値下げ商品の中に混じっていた。

心が疼いた・・・、

初めてのアグラオネマだし、

失敗しても自分に言い訳が出来る、

なんて邪まな考えや、

助けたい、

手に入れたい、

試してみたい、

アグラオネマには迷惑な話だけれど、

まるで実験の様な感覚もあった。

気が付けばレジに並んでいた。


部屋に連れて帰り、

どう育てたら良いか調べに調べた。


しかし、

ダメージが大きかったのか、

殆どの葉が落ちた、

それが約2年前で、

やっとダメージが消えて来たのか、

d0113350_01304387.jpg
新芽が生えて来た。

とても嬉しかった、

落とさず育ってくれて本当に良かった。

名も知らないアグラオネマは、

私達二人に「始まりの子」と呼ばれ、

今日も、

マイクロミストの葉水を受けている。

d0113350_01450888.jpg





by benisuiren | 2016-11-02 01:45 | 植物