アグラオネマ:シルバークィーン・・・

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私は、

クィーンだとか王妃という言葉に魅かれる、

理由は分からないけれど、

ディズニーの雪の女王「エルサ」にもえらくハマった。

しかしハートのクィーンはご遠慮願いたい…。



そうシルバークィーン、

よく見かける普及種のアグラオネマ、

しかし、

私は一度溶かしている。

成す術も無く溶けて行った…。



出会いは、寒い冬だった。

某ホームセンターの外売り場、

どうしてもシルバークィーンが欲しかった私は、

目の前の餌に飛び付いた、

喜びは束の間で・・・、

寒い木枯らしが吹く中で放置されていたせいか、

暖かい部屋で溶けて行った。



次の出会いは、

また寒い季節だった。

少し離れた園芸店を訪れた時、

屋内なのに手はかじかみ、

身体は震え、

息が白くなりそうな店内、

その隅にシルバークィーンは居た。

迷う事なく私は手に取った、

とても欲しかった、

悔しさと強欲とが織り混ざっていた、

が、同居人になだめられた、

「こんな寒い場所にあったら、また悲しい思いをする事になる」

確かにな…、

と、静かに鉢を戻し、

店を後にした。



それから幾日が過ぎて、

毎年、殆どの人が忘れている、

私の誕生日だった、

友人も家族も忘れている事に慣れた私は、

何の期待も無く職場から部屋に戻った、

シルバークィーンが居た、

声が出なかった。

サプライズとはこう言う事かっ!?と驚いた。

私の帰りがたまたま遅かったから、

同居人は、

急いで慣れない道をリトルカブで走り、

迷子になりながら、

某東大阪の熱帯魚屋まで行ってくれたらしい。



最初の鉢が溶けた時、

2度目の鉢を見送った時、

熱帯魚屋で何度も見ては、

見送っていた横顔がとても寂しそうだったからと、

プレゼントしてくれた思い出のアグラオネマ。

もし何かあったら、

この子だけは持って走るかもしれない…。



さてこの子も育て始めて2年以上経つ子で、

ウチに来た当初の葉は、

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何となーく緑が多く、

ウチで出た葉は、

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何となーく白が多くなって来た、

シルバークィーンの名に恥じない美しさ。

たまに軽く拭き上げると、

綺麗さに溜め息が出る…。

成長は遅いけれども、

何度か花も咲かせてくれた子で、

思い出も感情も詰まった可愛い奴なのです、

将来的には大株になって欲しいな。

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by benisuiren | 2016-11-08 01:50 | 植物
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