ある日の夕方…

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買い物に出た夕刻、

少し物足りない…、


自然と高速へと向かい、

海辺へ。


何度も訪れた場所、

車から降りて、

釣り人を発見した。


話をさせていただくと、

アジが釣れると…、


次の週末、

そこに私は立っていた。


一週間、

そればかりを考えて、

仕事を乗り切り、

そこに立った。



しかし、

現実は甘くなかった、

アタリはなく、

そこでの釣り方も、

判らないまま…。


ふと、

気が付けば、

同行者が、

先行者の方に、

ポイントを譲ってもらった、

いいのぉ…、

なんて思って居たら、

「どうぞ、釣ってください」

と、

私まで入れてくださった、

もうね

「好き♡」ってなりましたね。


其処からは、

コツが掴めて、

ポツポツと、

厚みのある良い型のアジが釣れた。


潮の加減からか、

アタリが止まった辺りに、

譲ってくれた方に、

お礼の挨拶をして、

違うポイントへ…。


其処も、

何度か訪れた場所、

釣りメインでは、

数度だけ、

散歩じゃと言い聞かせて、

テクテク歩く、

たまに投げてみると、

何かが、

アタル、

ノラナイ、

アタル、

ノラナイ、

アタル、

ボンヤリとした、

小さな明かりのそば、

アワセが決まった、

上がって来たのは、

アジ、

群が薄いのか、

食い気が薄いのか、

その後もアタルけれど

乗らず、

また移動。


次のポイントも、

訪れた事はあっても、

釣りでは数度、

此処でも、

アタル、

アタル、

アタル、

ノッタ…、

其処からは、

何か掴めた様で、

アジ、

アジ、

アジ、

メバル、

釣れ続いた、

独特な

アジのアタリに、

酔いしれた夜だった。


次の日、

味を占めた私は、

同じ場所に

立って居た、

しかし、

水は悪く、

魚っ気はない、

先行者も帰り、

「上手くは行かないな」

とポイント移動、


帰り道だし、

様子見と、

寄ったポイントで、

アタリもない、

何もない、

筈が、

いきなりの迷いアジ、

帰れなくなった、

アジは居る、

私が

合わせ切れて

居ないだけ、

そして、

カケラが集まった時、

楽しい夜が始まった。


アジの、

アタリ、

ファイト、

その総てが楽しい、

食しても、

とても甘く、

満足して、

帰途に着いた筈が、

部屋に辿り着くなり、

恋しくなる、

アジングは危険、

そう、

危険な夜遊び

近場で、

こんなにも、

楽しい事が

できるなら、

きっと、

夜更かし、

してしまう…




by benisuiren | 2019-05-28 02:10
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