ZBCと私…

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私が知った当時は、

まだZOOMだった、

何処かのメーカーが、

ZOOMの商標を取ったらしく、

Zoom Bait Companyの頭文字をとって、

ZBCとなったらしい。


当時の私は、

移動手段はママチャリ、

淀川の河口まで、

ハゼを釣りに1時間半程走る様な子供だった。

市内の釣具屋をママチャリでハシゴして、

欲しいルアーやワームを、

探し求める日々の中、

近くの運河をメインに、

バスフィッシングに明け暮れていた頃は、

リールはゼブコのクワンタム、

ロッドはバレーヒルのガッシュ、

ラインはナイロン16lb、

それに合わせるワームが、

ZOOMのワームだった、

ファットアルバート、

デッドリンガー、

カーリーテール、

ミートヘッド、

ブラッシュホッグ、

安くて沢山入っている、

お財布の味方だった。

そして、

私の中でゲーリーは敵だった。

ゲーリーさんは何も悪く無くて、

天邪鬼な私は、

皆が使っているモノを使いたくなかったし、

最大の理由はお値段だった。

それは今でも変わらず、

チヌに使うワームも、

割と天邪鬼な選び方をして、

ネットやSNSで流れてくるモノには、

何と無く抵抗があった。

それでもエコギアは何故か大丈夫で、

バグアンツやグラスミノーは使っていた。

でもでも、

何と無く何と無く嫌で、

タイニーブラッシュホッグを使ったりしたけれど、

釣果がイマイチ上がらず、

ふむむ…、

やはり流行りのモノに手を出すか…、

と量販店で悩んでる所に、

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見慣れたパッケージの、

見慣れないワームが現れた、

「ウルトラバイブスピードクロー」

最初の印象は、

“名前ながっ!?”

で見送っていたけれど、

幾夜過ぎても忘れられず、

買ってしまったのよね…。


テキサスや、

直リグで使ってみて、

それなりに釣れるし、

アクションさせれば、

アームのバイブが伝わって来て、

何と無く釣れる気もするし、

結局、

私の初めての歳なしは、

「ウルトラバイブスピードクロー」が釣れて来てくれた。

タケノコにヨシっ!!

カサゴにヨシっ!!

チヌにヨシっ!!

なのだけれど…、

ちょち大きいのか、

アクションが激しいのか、

アタリハズレが大きくて、

一番に投げる事は無くなった。


天邪鬼な釣り方も良いけれど、

他の方が釣果を上げてるのは、

それなりの理由があってだから、

そろそろ素直になっても良いかな…と、

少しだけ流行りに乗ってみている今日この頃。


でも、

必ず、

ZBCのワームは1種類くらいは、

カバンの中に入れておきたい、

やっぱり、

今の流行りじゃ無くても、

一番好きなメーカーには変わりないから。



ちなみに、

ファットアルバートでは、

チヌは釣れず、

タケノコほりほりし続けただけでした…♫





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ロッド: GraphiteLeader Silverado GSIC762ML
リール: DAIWA TATULA SV TW 103SHL
ライン: RAPARA ラピノヴァマルチゲーム 1.2号
リーダー:フロロ12lb
ルアー:ZBC ウルトラバイブスピードクロー

釣れてくれた、
52cmのこの子、
初めての歳なしなのだけれど、
マチヌかキビレか、
わからないまま…w












# by benisuiren | 2020-04-23 01:38 | 釣り